WPやMTだけじゃない! webディレクターがお勧めする、CMSの種類・特徴
CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、webの専門知識がなくても(HTMLやCSSの編集が出来なくても)、簡単にwebサイトを更新できる機能として、世界中でさまざまな種類があります。
日本ではwordpressがスタンダードになりつつありますが、実はCMSにはさまざまな種類と、それぞれに特徴があります。
ここでは、webディレクターとしてお勧めできるCMSの種類と特徴を紹介します。
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まずはスタンダードな2つから
①wordpress
全世界で最も有名なCMS。日本でもコミュニティが出来るなどスタンダード化している。PHPとmysqlで動作する。小規模~中規模のサイトを作るのには最適。このブログもワードプレスを使っています。
②movabletype
http://www.sixapart.jp/movabletype/
ワードプレスと並んで利用者の多いCMS。ワードプレスに比べてカスタマイズ性に劣るが、静的にファイルを書き出すので、読み込み時間が早いという特徴がある。言語はPerlがベースとなっている。無償版と有償版がある。
ECサイトを作るためのCMS
③EC-CUBE
純国産のECサイト専用CMS。テンプレートの数も多い。PHPとmysql環境下で動く。決済システムなど、ECの使い勝手を考慮したサービス提供も長所。
④MODX
PHPとmysql環境下で動く。SEOに配慮したサイト作りが可能。
⑤cs-curt
PHPとmysql環境下で動く。商品・注文管理など、EC運営に必要な機能がそろっている。有償版と無償版がある。無償版でもかなりの機能を使う事が出来る。
⑥Live Commerce
国産のECサイト運用が可能なCMSサービス。無料版と有料版がある。有料版ではスマホサイトの作成が可能。
⑦PRESTA SHOP
無料で使えるCMS。テンプレートの数も多くデザイン性を重視するサイト制作に向いている。
コミュニティサイトを作るためのCMS
⑧openPNE
コミュニティサイトを制作をするためのCMS。PHPとmysqlで動作。参考書も多数出ており、使いやすい。
その他のCMS
⑨concreat5
PHPとmysqlで動作。多機能で、動作も軽い。日本版のオフィシャルサイトも充実。専門的な知識がなくても使いやすい管理画面となっている。
⑩Geeklog
PHPとmysqlで動く。メールマガジンの機能などがある。
⑪Joomla!
PHPとmysqlで動作。多数のテンプレートが用意されているCMS。
⑫xoopscube
かなり以前から、ブログやBBSなどとして多くのサイトが作られているCMS。PHPとmysqlで動作。
⑬bacercms
CakePHPとmysqlで動作。メールフォームやスマホにも対応。
⑭drupal
PHPとmysqlで動作。完全無償で大規模な案件にも使われているケースも多い。
⑮ablog
PHPとmysqlで動作。たくさんのテンプレートがあるCMS。
⑯SOY CMS
PHPとmysqlで動作。ECサイトが構築できたり、メルマガが配信できたりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。wordpressとmovabletypeは良く使うけど、それ以外は使った事ない人も多いのではないでしょうか。この二つは情報が多い分、どうしてもスタンダード化しているようです。
また、こうして見ていくと、CMSは基本PHPとmysqlで動くものが多いことに気がつきます。
webディレクターでもHTML、CSS、JSに加えてもう一つ、PHPまで抑えておくとかなり幅が広がってきますね。
制作会社ごとにスタンダードに決めているCMSもあるかと思いますが、このようにさまざまな種類があるので、用途に応じて調べてみて、その使い勝手を試してみる事も有益かもしれません。
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